デポー39の香り
久しぶりの百貨店(百貨店好き・笑)、福岡に住んでいた頃はデパートがあまりに身近で、普通に会社帰りに立ち寄る感じだったけど、随分遠ざかってみると、百貨店に行くというだけでときめきます。(サザエさんかって・笑)やっぱり小倉に引越したからにはねえ。(笑)
今回の目的は井筒屋の催事で展示される『天沼寿子のデポー39展』、もう閉店されていますが、自由が丘で20年間営業されていたアンティークショップが再現されるというものです。アンティークの先駆者、天沼さんは現在執筆や講演活動をされているそうです。今回の展示ショップでは、本当に大切に使われてきた本物のアンティークの品々がディスプレイ販売され、その手触りや香りにその時代の背景や音や生活を思い浮かべながら、ゆっくり味わって・・・という思いも空しく・・・貴重な品々を前に大地を取り押さえるのに必死で、とても味わうどころではありませんでした。
まあ、これは想像の範疇ではありましたが・・・。でも天沼さんご本人とお話することが出来、また遠くからではありますが、トークショーのお話を聞くことが出来、アンティークの品物の温度や香りを楽しむ事が出来ました。
アンティークはとくに家具やガラス、食器などが好きで、布モノ(レースとか・・・)は何か入ってそうな気がして、ちょっと苦手だったのですが、今回はそんなことも感じず、むしろアンティークリネンやレースのしなやかな手触りはとても素敵でした。
昔はモノがなかったら、本当に何でも大切にきれいに使っているんですよね。素材も化学的なモノでなく、天然素材のものが多く、それは古くなっても味わい深く、あたたかい。現代の生活の中の品々が、いずれこのように、貴重な品物として、人々にぬくもりや癒しを与える事が出来るのだろうか・・・と思うこともありますが・・・。だから、贅沢かもしれないけど、全てのものとはいわないけれど、そうしていつまでも長く付き合える品物を身の回りに置いておきたいと願うのでしょう。それは時にとてもデリケートで不便だったりもするのですが。(笑)
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